「記述情報の開示の好事例集」の更新(役員の報酬等の追加)および「政策保有株式:投資家が期待する好開示のポイント(例)」の公表について

 金融庁は、2019年11月29日、「金融審議会ディスクロージャーワーキング・グループ報告」における提言を踏まえて本年3月に公表した「記述情報の開示の好事例集」について、「役員の報酬等」の開示の好事例を追加・更新し、公表しています。
 「記述情報の開示の好事例集」は、ルールへの形式的な対応にとどまらない開示の充実に向けた企業の取組みを促し、開示の充実を図ることを目的として、有価証券報告書における開示例を中心に好事例を取りまとめたものです。なお、本好事例集の構成は次のとおりとなっています。

はじめに ~「記述情報の開示の好事例集」の構成・使い方~
1.「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」の開示例
2.「事業等のリスク」の開示例
3.「MD&Aに共通する事項」の開示例
4.「キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容等」の開示例
5.「重要な会計上の見積り」の開示例
6.「役員の報酬等」の開示例(追加)

また、(株)東京証券取引所において、コーポレート・ガバナンス報告書における記載の好事例を取りまとめた「コーポレート・ガバナンスに関する開示の好事例集」も同日公表されておりますので、あわせて御確認ください。

詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください。
https://www.fsa.go.jp/news/r1/singi/20191129_2.html
https://www.jpx.co.jp/news/1020/20191129-02.html

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