ゴルフ会員権の時価の回復について

2013年09月05日 更新

■ ご質問

ゴルフ会員権の時価の回復について、教えてください

当社は、預託金方式のゴルフ会員権を所有しています。以前、時価が著しく下落したため預託保証金の部分までは、直接、減損処理を行う一方、預託保証金の減額部分に対しては貸倒引当金を設定しています。

最近、所有しているゴルフ会員権の時価がゴルフ会員権相場表等をみると一部回復しています。時価が回復した部分に対応する貸倒引当金を取崩ししても問題ありませんか。

■ 回 答

イ.ゴルフ会員権の時価は、上場株式と異なり、一般的に公正な評価額が存在していないので、安易に貸倒引当金の洗替処理を行うべきではないと考えられています。

しかしながら、回復したゴルフ会員権の時価が、一定期間安定的に継続して推移しているという状況の場合には、貸倒引当金に関する一般的な考え方からしても、回復した時価に対応する貸倒引当金を取崩すことは問題ないと考えられます(金融商品会計に関するQ&A Q45,46)

ロ.引当金明細表の記載事例

【引当金明細表】

区分
当期首残高
(千円)

当期増加額
(千円)

当期減少額
(目的使用)
(千円)

当期減少額
(その他)
(千円)

当期末残高
(千円)

貸倒引当金
73,249
4,801
1,772
16,307
59,971
賞与引当金
880,545
880,645
880,545
880,645

(注) 貸倒引当金の「当期減少額(その他)」欄の金額のうち、8,096千円は一般債権の貸倒実績率による洗替、720千円は回収による取崩であり、また、7,491千円はゴルフ会員権の時価回復による取崩であります。