不正リスク対応基準の四半期レビューへの適用

2013年08月03日 更新

■ ご質問

不正リスク対応基準の四半期レビューへの適用について、教えてください

不正リスク対応基準は、平成26年3月期に係る年度の財務諸表の監査から適用されますが、中間監査にも、中間監査基準で不正に関する実証手続きが定められているところから翌年から適用されます。
四半期レビューについての適用は、どのようになっていますか。

■ 回 答

イ.不正リスク対応基準は、昨今の不適切な会計事例を踏まえ、不正による重要な虚偽の表示を示唆する状況があるような場合に、実施する監査手続等として、現行の監査基準とは独立した基準として整理されております。

したがって、財務諸表及び監査報告について、広範な利用者が存在する金融商品取引法上の開示会社のうち大規模な会社に対する監査に適用することとされています。

ロ.中間監査基準では、不正の疑いがある取引について中間財務諸表における重要な虚偽表示をもたらしていないかを確かめる実証手続きが定められていますので、不正リスク対応基準は中間監査にも準用されることになっています。

ハ.四半期レビューについては、年度監査と同様の合理的保証を得ることを目的としているものではないことから、不正リスク対応基準は四半期レビューには適用されないことになっています(設定前文二3(3))。

したがって、中間監査については、年度監査の翌年度である平成26年9月30日以後終了する中間会計期間に係る中間財務諸表の中間監査から実施することとされていますが、附則で四半期レビューに関する適用時期は定められておりません。