会計といえば、レジ精算

2017年05月16日 更新

                                                                     石倉 郁男
 
 今回、会計コラムの執筆を担当することになりました。「会計かぁ」と考えましても、高校で第3学年進級時に理系クラスを選択し、大学の学部でも理系に進学しまして、一般教養過程におきましても、入学当時どこからか回ってきた「単位が取りやすい講義ランキング表」を参考に履修選択し、会計分野の講義は一切取っていなかったため、今の仕事以外でこれまで「会計」について考えたことがないことに気づきました。

 そこで、「会計」に関して最近の記憶を手繰り寄せ、ある和食料理店で食事を済ませた後、店員の方に「会計をお願いします。」と声をかけたのを思い出しました。「あぁ、会計といえば、レジ精算だなあ。」ということで、視点を変え、会計コラムの枠を出まして、学生の頃にアルバイトをしていましたコンビニエンス・ストアの店員の仕事のメインであるレジ精算ついて述べてみたいと思います。

 私がアルバイトをしていたコンビニエンス・ストアは、駅から3分程度で、少し先に歩けば戸建住宅と一人暮らし向け賃貸住宅が密集する立地であり、周辺には学生で9割方埋まっているであろう居酒屋も多かったため、深夜でもそれなりに客入りは途絶えませんでした。また、学生街でもあったため、夕方以降は、高校生、大学生の集団顧客がひっきりなしに来店する店舗でした。
 
 そこでは、レジ待ち並びの列ができますので、顧客の待ち時間の短縮を図り、カウンター内の同一箇所で長時間立って仕事をすることからくる疲労の回復のため、「高速釣り銭返し」という技量を自然と身に付けるようになります。
 差し出された商品を、バーコードでPOSレジ登録していくところから、合計代金をお伝えするまでの、顧客の目と財布を扱う動きで、どの硬貨を出してくるかを何通りか予測し、それに備えてレジ内釣り銭ケースに手をかけて、Enterキー押して出る釣り銭画面表示前に、想定釣り銭の一部を手にし、顧客が代金を出し終わったら速やかに、「○○円お預かりします。××円のお返しです。」と言うや否や、釣り銭をお返しして時間の短縮化を図るのです。 アルバイトの多くが学生でしたので、ベテランであれば誰もが、高速で捌いていました。

 今のコンビニエンス・ストアといえは、公共料金等の収納代行ほか多様なサービスが取り扱われていまして、業務マニュアルも相当多くなって大変だろうと思う反面、交通系デポジットカードやスマホでの決済の普及で、レジで現金を取り扱う件数は昔に比べて随分と減ってしまい、そのワザは、もはや無用なことでしょう。正確、かつ、短時間で済ますべき動作は、他の業務にあると思います。

 変わっていないことといえば、バーコードでのレジインプットで、顧客として会計しに行くときは、ポテトチップスのシワシワの袋はバーコードの部分を伸ばして、また、雑誌は裏返して、すべての商品のバーコードを上向きしてレジカウンタに並べるようにしますと、店員の方がバーコードを読み易くなり、後ろで待っている客にとっても、店側にとっても有益です。

 私は店員時に、この「バーコード上向き揃え」を何度かして頂いたことがあり、その際には、同業の方?と一瞬思いつつ、せめて、レジの最終Enterキーとしての見た目年齢ボタンだけでも、サービスしようかと考えたりもしました。

 バックヤードの監視カメラ映像モニタをとおしても、カウンターは見られていますので、「バーコード上向き揃え」を実践すると、その店舗での顧客としての評判は上がり、サービスが良くなること間違いなしです。

                                                                    以 上